本文へスキップ

Rolls-Royce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

CAESAR COLLECTIONSHEADLINE

FERRARI

 
  AUTO MAKER FERRARI 
  MODEL 575M maranello
  YEAR 2004
  EXTERIOR GRIGIO-ALLOY


(グリジオ・アロイ)
  INTERIOR NERO- LEATHER 

(ブラック・レザー)
  PRICE \ ask 
  MILEAGE 39.490km
  AMMENITIES



ディーラー車 左ハンドル
 2オーナー





水冷 65° V型 12気筒 DOHC 4バルブ 5748cc  




FIマチック(6速・パドル・シフト or ATモード)




馬力  :515馬力/7250rpm




トルク:60.0kgm/5250rpm






最高速:325km



0−100km:4.20秒(F1で)








全長:455cm


全幅:193cm


全高:127cm



車両重量:1800kg


定員:2名





フル装備





内外装機関共に、超極上車。 






車検:平成30年 10月28日まで



 
  COMMENT


フェラーリ 



「575M・マラネロ」







1996年デビュー「550マラネロ」の進化版「575M・マラネロ」。



2002年、ジュネーブのモーターショーで お披露目後、日本では



02年5月から 05年まで販売されていた。



かの名車「デイトナ」(68’〜73’)以来となるフロント12気筒、



リア駆動のベルリネッタ(クーペ)フェラーリ 正当後継モデル。



「575」は、そのまま排気量を表し、「マラネロ」は、モデナ県の中の



町の名前。「マラネッロ」は、人口 僅か1万7千人ほどの小さな町で



あるが、ここは、フェラーリ本社がある聖地。



その聖地の名をつけたのであるから、フェラーリの「マラネロ」に



対する思い入れが伺える。相当な自信作ってことね。






デザインは、もち「ピニンファリーナ」 これ 名を残す条件。



総アルミ・ボディでサビには滅法強い。



「575」は、「550」に対し、



ストロークを2mm延長させ、5474ccから「5748cc」にUP!



圧縮比も高められたことにより、「550」から、およそ15%の



パフォーマンスUP!




       「550」        「575」




最高出力:  485馬力        515馬力



トルク :  58.0kg        60.0kg



最高速 :  320km        325km



0−100km: 4.4秒         4.2秒






「550」は、ご存知の通り、再評価され、大変な高値で流通している



が、性能では、「575」には及ばない。



「550」人気の理由は、時が経ち、クラシック・フェラーリに近づいた



ことと、何より、全て「MT」車だということ。




「575M」には、「MT」モデルも存在したが、恐ろしく数は少ない。



だが、面白ことに、「575M」は、F1パドル・モデルの方が速い。





数字だと    「MT」   「F1」



0−100km : 4.25秒    4.20秒


0−200km : 12.8秒    12.75秒


0−400m  : 12.3秒    12.25秒




僅かながら、「F1」シフトの方が全てに勝るが、それは、ギア・チェ



ンジに要する時間が「F1」の方が少ないから。



つまりは、誰にでも速く走らせることができ、それでいて、



それは、「F40」でも敵わない。





新車時価格: 「MT」:2470万円



       「F1」 : 2570万円





当「575M」が、フロント・エンジン12気筒モデルでは初の



「F1マチック」採用車である。




「550」とは内外装デザインも異なる。



外装では、



丸みを帯び、幅が少し狭くなったフロント開口部、



ボディ同色となったヘッドライト廻り、ホイールがエッジの効いた



デザインに変更などなど




内装では、



センターコンソール・デザイン変更、



メーター廻りデザイン大幅変更、真ん中に大型のレブカウンターが、



どんっと配置、、これは、盛り上がる。



その右にあるのが、スピードメーター。



操作は至ってイージーで、か弱き女性の方でも、なんの苦労もなく



運転できるだろう。 



ただし、この車が持つパワーの本質を引き出すのは容易なことでは


あるまい。











さて、当個体の お話





ディーラー車 2オーナー




前オーナーは、ロールス&ベントレーの世界でも有名なエンスー様。




ディーラーである「コーンズ」さんにて、バッチリ整備が施されてい



る。記録簿もあり、整備請求書(明細)は、222万円分あり。



タイミングベルトに至っては、



平成24年:19.993km時



平成28年:36.280km時



と 2回交換している。



この時代のフェラーリの欠点である、「プラパーツのべたつき」も



「コーンズ」にて解消リペア済み。



まったくもって芸が細かい。 素晴らしい。



そんなわけで、機関系は ご心配無用。




で、当個体における最大のセールス・ポイント!



このボディカラー



「グリジオ・アロイ」



なんと素敵なカラーであろうか。



「グリジオ・イングリット」と、この「グリジオ・アロイ」が、



近年フェラーリ最強カラーだと心得る。




このカラーが、面白いのは、太陽光、または、見る角度で、その色目



を瞬時に変えることだ。



同じ時間に写真撮影しても、色が違う。



濃い目の空色に見えたり、相当に薄く見えたり、玉虫色に見えたり、



と実に興味深い。




この塗装、強度と光沢で定評のある「PPG」塗料、



現在でも、新車時同様の艶を放つ。



フラッグシップ「575M」の塗装は、他モデルと違い、ちゃんとした



「鏡面仕上げ」が施されている。




内装は、シンプルに NERO =ブラック・レザー。



革にスレがないのは、前オーナー様が、スーツで お乗りなっていた



恩恵であろう。




外装色が派手目であるから、内装は、こういう落ち着いたカラーで



正解だ。



そういう意味でも、当個体、1台で 2度 おいしい。



まず、外装を眺めているだけでも時間を忘れてしまうほど、、。



そして、室内に乗り込めば、いきなりスパルタンなイメージに、、



走り出せば、F1レーサーごっこ となる。





この「F1」は電子制御で、可変ダンパーごと変速を切り替えること



ができる「ノーマル」「スポーツ」「オート」「ローグリップ」



「ノーマル」は、通常使用で、右パドルが、ギヤUP、左がダウン。



「スポーツ」は、変速スピードが速くなる。



「オート」は、ほんとのオートマ。



「ローグリップ」は、降雪時など用。






走ってみた:



エンジンがフロントにある=遠い せいで、音は五月蝿くない。



高速走行中でも普通に会話できるだろう。



話に夢中なら、「AT」モードが良かろう。



なんにも考えなくてよい。





前後の重量配分もバツグンで、人が乗ったとき、50:50となる。



前オーナー様によると、「575M」で良いのは、「小さい」ということ



だそうだ。 つまりは、銀座でも六本木でも新宿でも、どこに乗って



いっても駐車場所に困らないし、取り回しもよいから疲れない。




そういえば、以後の12気筒モデル、



「612」なら、全長 :490cm  全幅:196cm



「599」は、    :466cm    :196cm



「GTCリッソは、  :492cm    :198cm



「575M」は、全長:「455cm」全幅: 193cm



確かに全長、全幅ともに小さい。






フェラーリは、決してスピードを楽しむためのクルマではない。



だが、徳大寺さんが おっしゃったように、ヒリヒリする「死の恐怖」



を感じるからこそ、フェラーリはセクシーで存在意義がある 



というのも事実だ。



私の中でも、なぜか、昔からフェラーリのイメージは「セクシー」



だったのだが、この「死の恐怖」で合点がいった。



因みに私の「ポルシェ」のイメージは、「走るための実用車」で、



同じスポーツカーでも「セクシー」フェラーリとは、対極にある。




やはり、フェラーリは、その「風情」と「音」が最大の魅力だと思う



8気筒には鳴らせない音、、これぞ12気筒というサウンド



フェラーリほど 音に拘るメーカーはない。



作ってみたら、こんな 音 でした ではない。



フェラーリという名音楽家が、作詞、作曲して作られた 音なのだ。



そして、その音は、歴史に残る。






「575M」は、海外では再評価済みで 既に高額流通しているが、



なぜか、国内では、異常なほど安価、、3桁万円で、こんな◎個体が



購入できるのだから、、。



これほど、都合の良いモデルも なかなか珍しい。



しかも、「グリジオ・アロイ」だもの。



この個体を購入するなら、同時に、洒落たスーツも仕立てたい。



さあて、どんなファッションで乗りこなすか、、



ジーパンだけはダメだ、、 こんなスレてない革が スレてしまう。






そうなると、クルマに負けてないセクシーなレディを助手席に、、



となるが、、



それは、残念ながら、有料オプションでも、ご用意できない。





当個体、海外コレクターが、車本体より好きな「書類」「工具」も



全て残されている。



海外じゃ、これがあるのとないのじゃ、ぜーんぜん価格が違う。






「セクシー575M」 オーナー募集中〜!









それでは、写真60枚を ご参考に↓